老人ホームの見学と体験入居老人ホームを実際に選択する時には、なんといっても入居を希望されるご本人、またはご家族、あるいはその両方が自ら足を運び、ご自身の目で確かめることが重要になってきます。
老人ホームに入所してしまってから、
「こんなはずではなかったのに・・・」「思っていたものと違っていた」、
ということにならないためには、条件に見合う老人ホームを幾つか絞り込んだら、実際に見学に訪れてみることが大切でしょう。
また、老人ホームの見学は、一ヶ所だけではなく、少なくとも2~3ヶ所は見学し、比較検討することが大切です。
さらに、できることなら体験入居をしてみると、開示されている情報や見学だけでは分からなかった、思いもかけない、発見があるかもしれません。
では、老人ホームの見学、体験入居の際に、見落としのないよう、幾つかのチェックポイントを挙げてみることにしましょう。
まず、見学の際には複数の人で訪れ、多角的な目でとらえることが必要です。
一人では気付かなかった点などを、あとで意見交換することができます。
・スタッフの対応について
ホームのスタッフは気持ちよく挨拶をしてくれたでしょうか?
話しかけた際には快く対応してくれましたか?
スタッフの年齢層や男女比、またスタッフの資格の有無も確認してみてください。
・他の入居者の方々について
これからいっしょに生活をしていく方々になるのです。
表情や挨拶、話しかけた際の対応はどうだったでしょうか?
仲良くやっていくことができるでしょうか?
・食事について
メニュー、質、量、また健康や病状に配慮した食事サービスが受けられるでしょうか?
他の入居者の方々に、実際の「味」の感想を聞いてみるのもいいと思います。
・周囲の環境について
ちょっとしたお散歩を楽しめる公園やお店、病院が近くにあるでしょうか?
交通の便は良いでしょうか?
・相談、苦情の窓口について
何か問題があったときに快く相談にのってくれる専門の窓口はあったでしょうか?
問題にすばやく対応してくれる制度が整っているかを確認しておくことも大切ですね。
また、体験入居した場合は、夜間の体制や周囲の状況など、昼間にはよくわからなかった点が明らかになることでしょう。
その点を重点的にチェックすることが大切です。
・食事、トイレ、入浴などの基本的な介護を見学、体験してみると良いでしょう。
・サークル活動、イベントなどを見学・体験し、実際に入所したときに楽しい生活が送ることができるか、イメージしてみましょう。
・夜間の看護体制を確認します。
・周辺の治安、騒音を観察してください。
ただし、一般的に体験入居は1泊2日で、15000円前後費用がかかるところが多いようですが、これからのことを考えると、決して高い投資ではないと思います。